正ヶ洞の棚田
日本の棚田100選
郡上市白鳥町は、古くから白山信仰の登拝拠点となっており、前谷地区から、分水嶺である檜峠を越えて石徹白地区へと続く旧道は、かつて白山信仰で栄えた歴史街道です。
正ヶ洞の棚田は、この街道沿いに戦国時代から江戸時代初めにかけて開墾された水田で、傾斜が1/6以上の急峻な地形に約2.7haの団地が形成されています。限られた耕地面積を有効に活用するため、法面は石積で形成され、これが美しい棚田の景観を生み出す要因にもなっています。
平成11年には、日本の棚田百選に選定されました。
近くには、阿弥陀ヶ滝と呼ばれる名瀑があり、豊かな自然景観に恵まれる一方で、冬期間は厳しい寒さと積雪に閉ざされます。そのため、春を待つ棚田は、どこか生命の息吹を感じさせてくれます。

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